R・ギア、ドイツの議会に招待される
リチャード・ギアが、ヒマラヤ地域における人権について議論するため、4月に行われるドイツの議会に出席するという。同議会の人権委員会は、ギアが今回招待されたのは、チベットに関する彼の広範な知識によるものだと発表した。敬虔な仏教徒であるギアは、有名人としての名声を利用し、彼の師事する精神的指導者ダライ・ラマと共にチベットの独立を推進し、さらに、中国によるヒマラヤ地域における宗教的、文化的な抑圧を非難するよう、国連人権委員会に呼びかけて来た。ギアは1997年、彼自身が撮影した、チベットの人々のモノクロ写真をまとめた写真集「ピルグリム」を出版し、その収益金をチベットのチャリティーに寄付している。