W・スミス、「妄想が成功の元」
『アリ』で伝説のヘビー級ボクサー、モハメド・アリ役を演じ、オスカーの主演男優賞候補に挙がっているウィル・スミスが、彼を今の成功に導いたものは、一重に、妄想の強さだったと語った。スミスは、オーストラリアで開かれた『アリ』のプレミアで、「僕には、素晴らしく妄想的な性質があって、それが僕に、非常に悪い思いつきにも挑戦させてしまう」と話している。関係者たちは、彼がアリ役を演じるのは、間違いだと言って反対したというが、スミスは、「2年後、僕はこうしてオスカー候補になっている」と得意げ。今年、受賞するチャンスについて聞かれたスミスは、「胸に十字を切ってるよ。(同じく候補の)ラッセル・クロウの映画が、駄作でないことを願うだけ」と、笑いながら語った。