D・ワシントン、工場労働者役はハマリ役?
デンゼル・ワシントンが、今回、新作『ジョン・Q』(原題)に主演したことで、多くの人々が、充分な健康保険もなしに生活しているという事実に気付かされたと語った。息子の心臓移植手術が保険でまかなえず、人質を取って病院の救急室に立てこもる工場労働者役を演じたワシントンだが、「いかに多くの人たちが、保険のない生活をしているかには驚かされたよ。僕も以前、工場で働いたことがある。ゴミ処理係だったこともあるし、郵便局で働いたこともある。そんなに昔のことじゃないから、よくわかるんだ。どちらかと言えば、自分もそういったキャラクターに近いと思いたいね」と語っている。