R・ハワード監督、米監督組合賞を受賞
米監督組合が9日、『ビューティフル・マインド』を監督したロン・ハワード氏に、2001年度の最優秀映画監督賞を贈った。ハワード氏にとって、米監督組合賞での受賞は、2週間後に迫ったオスカーでの、最優秀監督賞の最有力候補であることを意味するといってよい。1949年に米監督組合賞が始まって以来、最優秀監督賞受賞者のうち5人を除く全員が、オスカーを受賞している。もっと重要なことには、同賞を受賞した監督の作品が、ほとんどの場合、オスカーの作品賞を受賞している。このため、今年も『ビューティフル・マインド』が、オスカーの最優秀作品賞を獲得する可能性が高いと見られる。