『マルコヴィッチの穴』の監督、「さゆり」を映画化か?
スティーヴン・スピルバーグが監督降板した『メモワール・オブ・ア・ゲイシャ』(原題)を、『マルコヴィッチの穴』のスパイク・ジョーンズが監督するかもしれない。この作品は、アーサー・ゴールデンの世界的なベストセラー小説「さゆり」の映画化で、9歳の時に祇園の置屋に売られた少女が、執拗ないじめに耐え祇園の名花と謳われるまでを華やかな花街の美と真実とともに描く物語だ。脚本は『ビューティフル・マインド』のアキバ・ゴールズマンが手掛け、降板したスピルバーグはプロデューサーとして作品に関わる予定で、ヒロイン役には女優の菊川怜が最有力候補といわれている。