T・バートン、新作は『ビッグ・フィッシュ』に決定
ティム・バートンが、コロンビア映画の新作『ビッグ・フィッシュ』(原題)を監督することになった。ダニエル・ウォレスの小説「ビッグフィッシュ-父と息子のものがたり」を題材としたこの作品は、何でも大げさに自慢する父親と、それに反発する息子の関係が、父がガンにおかされたことをきっかけに変化していく様子を描いていく。一時はスティーブン・スピルバーグが6月21日全米公開予定の『マイノリティ・リポート』後に監督するのではといわれていたこの作品。だが、コロンビア映画のチェアマンは「これは、物語を作るのが好きな父親にとまどう息子の話。ティム・バートン以上に物語を作り出すのがうまい、この作品に適任の監督はいないわ」と、自信たっぷりに語った。