S・スピルバーグにエール大学名誉博士号
『シンドラーのリスト』、『E.T.』など、数々の映画で人々に感動を与えてきたスティーヴン・スピルバーグ監督が、エール大学における2002年度名誉博士号授与対象者10人の内の1人に選ばれた。「あなたの映画は人々を楽しませ、引き込み、そして啓発をもするものである」と学長は述べ、スピルバーグの優れた芸術性と想像力に対して名誉博士号を授与した。その授与理由としては、彼の映画製作に対する評価だけではなく、5万人以上のホロコースト生存者の声を集めたショアー・ホロコースト資料館の設立や、離れた病院に入院している子供たち同士がマルチメディア・ネットワークを通じてコミュニケーションを取ったり、遊んだりすることのできるバーチャル・プレイグラウンドを実現させた、スターブライト財団の会長としての活躍なども含まれている。