『キッズ』の監督、伝記映画を製作
『キッズ』『アナザー・デイ・イン・パラダイス』と衝撃的な作品を撮り続けているラリー・クラーク監督が、79年に肺ガンで亡くなったニコラス・レイ監督の半生を描くことが決まった。タイトルは『インタラプティド』(原題)で、レイの死後に発表された伝記「わたしは邪魔された ニコラス・レイ映画講義録」を基に、亡くなる前の10年間の映画人としての日々に迫る。『理由なき反抗』で一躍有名となったレイは、その時代の最先端の問題をテーマにした映画を発表してその後の映像作家に多大な影響を与え、晩年はニューヨーク大学で後進の育成にあたっていた。