マドンナの新作、公開前から失敗の声
マドンナ主演で、夫であるガイ・リッチーが監督、脚本を手掛ける『スウェプト・アウェイ』(原題)が公開前から失敗作との評判だ。同作は現在も再編集中で、テスト試写の反応によるとマドンナ扮する主人公はあまりに意地悪でいくつかのセリフは差し替えする予定だという。また、映画が何を描きたいか明確に伝わらず主人公が暴力行為を受けることで男性を愛するのが理解されていないうえに、マドンナのいくつかのヌードシーンを彼女自身とリッチーが公開を拒んでいるそうだ。この作品は、74年のイタリア映画『流されて…』のリメイクで、マドンナ扮する金持ちでわがままな女性がセーリング中に無人島に漂着し、反発していたはずの船員と身分を越えた激しい愛に燃えるエロティック・ラヴストーリーで、『オー・ブラザー!』のジョン・タトゥーロが共演する。