テレビ界でも高給取りは医者と政治家
エミー賞も獲得している、ホワイトハウスを舞台にしたテレビドラマ「ウェスト・ウィング」で大統領を演じるマーティン・シーンのギャラが3倍に跳ね上がった。昨年、脇役たちが、メインキャストに比べて自分たちは不当な扱いを受けているとしてストライキを起こしたこともあっただけに、この話、あまりおおっぴらにはしたくなかったようだ。シーンの1話あたりの出演料は30万ドルとなったようだが、これに対して本物の大統領の年収は40万ドル程度。シーンのこの新しい出演料は、「ER 緊急救命室」のノア・ワイリーの1話あたり40万ドルに近づく金額だが、同じ医者役でも、「そりゃないぜ!フレイジャー」の精神科医役のケルシー・グラマーは1話につき160万ドル、同じく彼の弟役のデビッド・ハイド・ピアスも1話につき100万ドルをとる高給取りである。やはり、現実同様、テレビ界でも医者と政治家の懐は潤っているようだ。