T・ギリアム、次回作はクラシック小説の名作
『フィッシャー・キング』や『12モンキーズ』で特異な才能を見せてきたテリー・ギリアム監督が、次回作に古典文学作「スカラムーシュ」を取り上げるようだ。これはラファエル・サバティニの名作で、フランス革命時代、横暴な貴族に苦しめられた青年が復讐を果たす冒険譚。1923年に初めて映画化され、52年にはスチュアート・グレンジャーとエレノア・パーカーの出演でリメイクされている。今回のバージョンはそれらのリメイクでなく、原作に立ち戻ったオリジナルの演出。製作予定の詳細はまだ未定だが、『ハリー・ポッター』シリーズのデビッド・ヘイマンが製作に関わる予定。