W・ペーターゼン監督、ヒーローより古代戦争映画へ
ワーナー・ブラザースによる『バットマン vs. スーパーマン』(原題)の監督に決まっている『パーフェクト・ストーム』のウォルフガング・ペーターゼンが、同作より前に古代戦争を題材にした映画を製作することを明らかにした。これにより2004年全米公開予定だった同作は、早くても2005年から06年の間に公開が延期されることになった。ペーターゼンが次回作に決めた作品のタイトルは『トロイア』(原題)で、叙事詩人ホメロスの「イリアス」で扱われているトロイア戦争で活躍したギリシア軍の勇将アキレウスとトロイア軍の総大将ヘクトルを中心に勇者たちの騎士道的な戦いと死を描く歴史スペクタクル大作で、主演にはブラッド・ピットの名前も挙がっている。撮影は来年春頃から開始される見込みだ。