C・リーヴ、手足にかすかな感覚が戻る
7年前の落馬事故が原因で首から下が完全麻痺し、車いすの生活を送り続けているクリストファー・リーヴの手足に、かすかだが感覚が戻ったことが発表された。電気パルスによる筋肉への刺激と反復動作運動を治療に取り入れたところ、リーヴは右手首、左手足の指を動かせるようになり、全身にピン痛覚があり、鋭い痛みと鈍い痛みの違いもわかるという。「かすかでも、触れる感覚があるというのはすばらしい贈り物をもらった気分だ。体が以前のように動かなくても、頭と心、精神が失われることはない」とコメントしている。子供が手を握ってくれても感じられないのが一番つらいと言っていたリーヴにはこの上ない喜びと言えるだろう。[セントルイス 9月10日]