『猿の惑星』のジーラ博士、K・ハンター死去
1951年の『欲望という名の電車』でアカデミー助演女優賞を獲得し、『猿の惑星』シリーズでジーラ博士を演じたキム・ハンターが心臓麻痺のため亡くなった。79歳だった。『欲望という名の電車』は、ヴィヴィアン・リー、マーロン・ブランド、カール・マルデンなど今となってはオールスターキャストの映画であり、あまりにも印象が強かったため、ハンターは他のキャストによる同作品の舞台などを観ることができなかったという。「あの作品はあまりにも私の一部になってしまっていて、客観的にみることができなくなってしまった」とインタビューでコメントしていた。[ニューヨーク 9月12日]