T・ハンクス、監督業をあきらめる？

　トム・ハンクスが監督業の辛さに悲鳴をあげた。これまで数本の作品で監督に挑戦しようとしたハンクスは、「映画を監督すると言った途端、問題が山積みになるんだ。それは作品が出来上がるまで終わることはない。最悪の悪夢だよ」と、その苦悩を語っている。「肉体的にだけでなく、精神的にももう少し家族のために居られる自分でありたいんだ。それは、映画を監督していたら絶対に無理なこと。スピルバーグに譲った方がましさ」というハンクス。今後の監督作品は少なくなりそうだ。