L・ディカプリオ、2作品同時公開を回避
スティーヴン・スピルバーグ監督によるレオナルド・ディカプリオの新作『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』(原題)とマーティン・スコセッシ監督によるディカプリオの映画『ギャング・オブ・ニューヨーク』の12月の公開日が重なり、製作会社を悩ませていた。ディカプリオ自身も自分の映画が2本同時に公開されるのを嫌がり、ずらさなければプロモーション活動はボイコットするという噂もでるほどの騒ぎとなった。スピルバーグの作品はアクション・コメディであるのに対し、スコセッシの作品は重い題材を取り上げた作品。勝ち目がないと判断したミラマックス社が『ギャング・オブ・ニューヨーク』の封切りを繰り上げることで落ち着いた。一件落着したように見えるが、公開日を繰り上げるというだけで、いつになるかはまだ決まっていないという。