Ｊ・ムーア、オスカーに近づく

　ニューヨークに本拠地を置く映画審査機構である“ナショナル・ボード・オブ・レビュー”が、マイケル・カニングハムのピュリツァー賞受賞小説を映画化した『ジ・アワーズ』（原題）を本年度の最高の映画に選んだ。また、主演女優賞には『ファー・フロム・ヘヴン』（原題）のジュリアン・ムーアが選ばれた。ムーアは、ニコール・キッドマンとメリル・ストリープとともに『ジ・アワーズ』にも出演しており、来年3月に開催されるアカデミー賞の注目株となっている。[ニューヨーク　12月5日]