S・スピルバーグ、オスカーを救う
先日オークションに出されたベティ・ディビスのオスカー像がスティーヴン・スピルバーグ監督によって落札され、アカデミーこと映画技術科学協会に寄付された。ディビスが1935年に『青春の抗議』で主演女優賞を獲得したオスカーの落札価格は18万ドルで、これに手数料と税金が追加されるという。「あの像は映画史の一部だ」とアカデミー側はオスカーの到着を心待ちにしている。スピルバーグは、以前にも1938年にディビスが『黒蘭の女』で獲得したオスカーと1934年にクラーク・ゲーブルが『或る夜の出来事』で獲得したオスカーも落札し、プライベートコレクターの手に渡らないようアカデミーに寄付している。