A・ボールドウィン、監督デビュー作がボツに
アレック・ボールドウィンが初めてメガホンを握った映画が、資金の問題で公開できなくなった。この作品は、1941年の名作『悪魔の金』のリメイク作で、アンソニー・ホプキンス、ダン・エイクロイド、ジェニファー・ラヴ・ヒューイットら、スター俳優たちが出演することになっていたが、投資者のなかに銀行の不正が見つかり、資金が得られなくなってしまった。ボールドウィンは「撮影中に、不渡り小切手がニューヨーク中を飛び交った。映画の公開はなくなったよ。痛い教訓だった」と語っている。