ペドロ・アルモドヴァル監督、スペイン国民党に訴えられる?
スペインで3月14日に行われた総選挙で敗北した国民党が、ペドロ・アルモドヴァル監督に対し、虚偽の宣伝活動をしたとして訴えを起こすようだ。スペインでは、選挙に際し国民党がクーデターを準備していた、という噂が流れ、アルモドヴァル監督は、新作『バッド・エデュケーション』(原題)の試写会でこの噂について「これが本当なら恐ろしいこと」とコメントした。この発言が大きく取り上げられ、エル・ムンド紙の表紙を飾ることに。内務省はこのコメントを「敬意を欠いた馬鹿げた発言」としているが、アルモドヴァル監督は「噂について話しただけ」と語っている。