マイケル・ムーア、カンヌ映画祭でパルムドールを受賞
第57回カンヌ国際映画祭で、マイケル・ムーア監督のドキュメンタリー作品『華氏911』が最高賞のパルムドールを受賞した。ムーアは、この作品を通じてイラクで亡くなった人たちの死を無駄にしたくないとコメントした。また、俳優部門では是枝裕和監督の『誰も知らない』に主演した14歳の柳楽優弥が史上最年少、日本人初の男優賞に輝いた。その他の受賞は次の通り。
女優賞:マギー・チャン(『クリーン』(原題))、監督賞:トニー・ガトリフ(『エグザイルス』(原題))、脚本賞:アニエス・ジャウィ、ジャンピエール・バクリ(『ルック・アット・ミー』(原題))、審査員賞:イルマ・P・ホール(『レディ・キラーズ』)、国際批評家連盟賞:『華氏911』