坂口憲二『機関車先生』の子供たちと1年ぶりに再会
坂口憲二の初主演映画『機関車先生』は剣道の試合中に事故で口がきけなくなった教師が瀬戸内海に浮かぶ小島の小学校で子供たちと心を通わせるハートフルな映画だ。7月31日の全国公開に先駆け7月10日に舞台挨拶つきプレミア試写会が開かれ、主演の坂口憲二、廣木隆一監督、子役ら8人が登場した。撮影終了後から1年ぶりの再開を果たした彼らは、映画のストーリーをネタバレしそうになる仲間を皆でフォローするなど、仲の良さがうかがえた。
撮影は実際に香川県で1か月ほど行なわれたため、主演の坂口はまだ幼い彼らがホームシックにならないよう気にかけていたとのこと。撮影中の出来事を聞かれた子役らは「プレステで野球ゲームをした」「トランプをしたけど、坂口さんは弱い」「おんぶや抱っこをしてもらってうれしかった」など、次々と坂口との思い出話を披露した。
廣木監督は坂口の起用について「子供たちのヒーローとしての説得力と、大人の芝居ができる役者は彼以外考えられない」と絶賛していた。