ユースケ『踊る大捜査線』からひとり立ち
8月25日、お台場・シネマメディアージュにて『踊る大捜査線』の名コンビ、亀山千広プロデューサーと本広克行監督が集まった熱心なファンを前に、“踊る”のスピンオフ(番外編)企画があることを公表。その第一弾の主人公は、ユースケ・サンタマリア演じる、ネゴシエーターの真下正義だという。プロデューサーからの紹介を受け、ユースケが劇中の衣裳を着て登場すると、観客からは歓声があがる。
気になるストーリーは、『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』の事件が解決した夜から始まり、事件はクリスマスイブに起こる。東京の地下鉄を乗っ取った犯人が、真下に頭脳比べを挑む設定だ。海外ドラマ「24」を意識した、リアルタイムサスペンスで、スピーディな会話劇が見どころ。
その他にも、監督が真下の結婚説をうっかり暴露するなど、お楽しみはいろいろありそうだ。キャストやストーリーの詳細は未定で、近く行なわれる製作発表で明らかになる。ユースケ自身は「チャン・ツィイーと共演したい!」とアピール。世界進出を狙っているようだ。
タイトルは仮の段階で「交渉人 真下正義」となっているが、「真下の憂鬱」なども候補にあがっているという。
公開は2005年5月全国東宝系でロードショー予定。