ティム・ロビンス、イギリス公演でイラク政策を批判
ロンドンで、ブラック・コメディ「エンベディッド」(原題)の舞台公演中のティム・ロビンスが、アメリカ政府のイラク政策とメディアの関係について語った。この劇は、戦争中にイラクにいたジャーナリストを主役に、アメリカがいかにメディアを利用したかについて触れており、ニューヨークとロサンゼルス公演ではチケットを完売した。ロビンスは、「この戦争では、より大きな善のためなら嘘をついてもいいという論理がまかり通り、アメリカのメディアはそれに追従してきた」とコメント。ロビンスは、11月の大統領選では民主党のケリー候補を支持する考えを表明しているが、「力の移行によってしかイラク政策に変化を与えられない。だからこそ、今回の選挙は大切なんだ」と語った。