香港の大スター、アンソニー・ウォンをはじめ3人が来日
ハリウッド・リメイクも決まっている大ヒット作『インファナル・アフェア』の続編『インファナル・アフェア 無間序曲』の公開を9月18日控え、主役の3人が来日しマスコミのインタビューに答えた。
来日したのは香港の大スター、アンソニー・ウォン、歌手としても活躍中のエディソン・チャン、TVドラマの主演を務め人気上昇中のショーン・ユー。
リメイクで自分の役をどのハリウッド俳優に演じてもらいたいかの質問にアンソニー・ウォンは「ブラッド・ピット」と言ったあと「冗談だよ、ケヴィン・スペイシーかな」と客観的に見てもなかなか納得のいく答え。
本作が彼らの本国、香港で公開された時期には新型肺炎“SARS”が猛威をふるっていた。「経済的にも落ち込んだ香港で7億円以上の興収を稼ぎ出し、経済復興の起爆剤のひとつになった」とショーンは語る。現在、香港映画が韓国映画に圧倒されていることについては「香港の映画産業の歴史は非常に長いのです。どんな産業でも波というものがありますから、私たち俳優は自分の仕事をしっかりとやればいいんです」と冷静な意見を述べた。最後にアンソニーが「中華料理だけだと飽きるでしょ。たまには焼き肉やキムチも食べたくなるさ。でも日本人は最後にはサシミとおにぎりなのかな……」とユーモアたっぷりに語った。
『インファナル・アフェア 無間序曲』は9月18日よりシネマスクエアとうきゅうほかにて公開。