ジョニー・デップの新作『ネバーランド』、思わぬ非難
「ピーターパン」の生みの親であるスコットランド出身の作家、J・M・バリを描いた、ジョニー・デップの主演作『ネバーランド』が、一部の親族から非難されている。この作品は、実在の人物を元に、世界的ファンタジーの誕生秘話を綴った感動作。しかし、その内容が事実とは少し違っているようだ。劇中でバリが初めてヒロインのシルビアに出会うシーンでは、シルビアの夫はすでに亡くなっているが、実際はまだ健在であったり、バリとシルビアの関係が微妙に異なっているようで、シルビアの曾姪にあたるモントゴメリー氏は「事実に基づいていないのは残念。映画は歴史を書き換えることがよくあるけれど、少しの書き換えで、家族にとってはそれは他人になってしまう」と語っている。