森田芳光監督球団オーナーに立候補!?
『失楽園』『阿修羅のごとく』と、毎回良質な作品を世に送り出している森田芳光監督最新作『海猫』の完成披露試写会が5日、都内の劇場で行なわれた。会場には監督を始め、伊東美咲、仲村トオル、ミムラ、三田佳子、佐藤浩市、さらに原作者の谷村志穂が登壇した。
一部の報道では伊東美咲と共演者の大胆なラブシーンが報じられ話題になっているが、作品は純愛がテーマ。監督いわく「映画の中で旅をするような、うっとりする作品に仕上がっている」とのこと。伊東美咲は「この作品からはたくさんの勇気をもらいました。観客の方にもそれが伝わればいい」と、人生の応援歌的作品であることをアピール。
一方、佐藤浩市は自身のヌードについて「漁師役といっても特別体を鍛えたわけではないので、たいしたものではありません!」と謙遜してみせ、会場の笑いを誘った。
最後に森田監督は、昔映画会社がプロ野球の球団を持っていたことに触れ「日本映画が発展すれば、またそんな日がくるはずなので、まずは東映の『海猫』をよろしく!」と、「レホルマ」という競走馬の馬主らしい発言で締めくくった。
『海猫』は11月13日より全国東映系にて公開