ジャネット・ジャクソンの乳ポロ事件、『プライベート・ライアン』にも影響
ジャネット・ジャクソンの乳ポロ事件で、アメリカ通信委員会によって多額の罰金を支払わされたCBSだが、この罰金支払命令が通常の放送にも影響を及ぼし始めた。過去に2回も放送した映画であるにも関わらず、退役軍人の日に『プライベート・ライアン』を放送予定だったABCと地方局は、過激な映像とセリフによって罰金を科せられるのではないかと大掛かりな話し合いにもつれ込んだらしい。スティーヴン・スピルバーグ監督との契約により、セリフを“ピー”と消すことができないため、地方局の1/3にあたる66局が放送を断念せざるを得なかったという。今後も民放局の放送に影響を与える可能性は大だ。