ウディ・アレン監督はフランス製がお気に入り?
『メリンダ・メリンダ』(原題)のプロモーションでフランスを訪れていたウディ・アレン監督が、フランス製の産物がアメリカに与える影響について熱弁した。アレン監督は、「キャンドルの灯ったレストランで男が女性を口説くシーンなら、カリフォルニア産のワインを注文したら笑われる。ポルトガル産でもダメ。常にフランス産じゃなくちゃ」と例をあげ、「アメリカ人は、フランスのワインに神秘性を感じているんだ。アメリカとフランスがどれほど政治的に対立していようが、多くのアメリカ人はフランスのものに影響を受けているんだよ」と語った。アレン監督の作品は広くヨーロッパで受け入れられているが、監督自身、「僕の作品にはヨーロッパ的な感性がある。それがアメリカでの人気を落としているんだろうけど」とコメントした。