マイケル・ムーア監督主催の映画祭に、強敵が出現
マイケル・ムーア監督が指揮を執るミシガン州のトラバース・シティ映画祭に対し、左派に偏るムーア監督に反対した、トラバース・ベイ・フリーダム映画祭が開催されることになった。主催者のジーニー・アルドリッチ氏は、「人々は、アメリカ嫌い、家族嫌い、クリスチャン嫌いの極端な左派にウンザリしている」と語る。フリーダム映画祭は、ムーア監督主催の映画祭が開期中の、7月29日と30日に開催され、『トップガン』などの人気作から、保守派がスポンサーとなっているイラク戦争擁護の映画、ロナルド・レーガン元大統領を称えた作品などを上映する予定。一方、トラバース・シティ映画祭は純粋に映画を楽しむ目的を取り、ムーア監督作は一本も上映されない。ムーア監督は「僕たちは名作を上映する。彼らのは政治的プロパガンダだ」と語っている。