サラエボ映画祭、11回目を平和に開催
ボスニア戦争に対する文化的な反対運動として始まったサラエボ映画祭が、今年で11回目を迎えた。この映画祭はボスニア=ヘルツェゴビナで開催され、会期中には、40カ国から出品された170作品が上映される。審査員には、アレクサンダー・ペイン監督らが招待されており、ダニエル・クレイグやヴァネッサ・レッドグレイヴらも出席する。映画祭参加者は、「10年前は、映画祭に来るために弾丸を通り抜けていたが、今では世界中からVIPが訪れる。この国で最も重要な文化イベントとなった」とコメントしている。