浅野忠信の初挑戦は「誰にでも起こりうる役」
10月に公開される『誰がために』の完成披露試写会が開かれ、舞台あいさつに浅野忠信、エリカ、池脇千鶴、小池徹平らが登壇した。
『誰がために』は愛する妻の命を、少年の手によって奪われた男の苦悩と葛藤のドラマ。少年犯罪をテーマに人間の本質を問いかける。愛する妻の命を奪われた男を演じた浅野忠信は「台本を読んで涙が出ました。この役をやらせていただきたいと強く思いました。僕は意外に今回のような『誰にでも起こりうる役』をやったことはありませんでした」と特に思い入れの深い役だったことを語った。
一方、笑顔が似合う小池徹平は、少年犯罪の当事者という難しい役どころ。「監督から『笑わない普通の小池くんで』と言われ、自分の暗い部分を出すという新しいことに挑戦しました」といままでとまったく違う小池徹平を演じたことをアピールしていた。
『誰がために』は10月中旬、渋谷・シアターイメージフォーラムにて公開。
『誰がために』公式サイト:pal-ep.com