M・ナイト・シャマラン監督、映画とDVDの同時封切りに異議あり
映画の封切りと同じ日にDVDを発売しようという動きにM・ナイト・シャマラン監督が異議を唱えた。「映画館で上映することを目的に作品を作れないなら映画は作りたくない」とシャマラン監督はインタビューで語った。映画は、大スクリーンで見る醍醐味だけでなく、映画館で大勢の観客が映画の魔法にかかる人間的要素が大事だという。「DVDが悪いと言っているんじゃないんだ。僕は『シックスセンス』のDVD売上で家を建てたようなものだからね。でも、同時封切りにするくらいなら家を手放してもいい」とこの動きに強く反対している。映画とDVDが同時に封切られた場合、多くの映画館が閉鎖に追い込まれるとも付け加えている。