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映画祭で邦画が4冠!桃井かおり「わたしが暴れた訳じゃない」

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現在、自らが監督になり映画を撮っている桃井かおり
現在、自らが監督になり映画を撮っている桃井かおり

 30日、幕を閉じた東京国際映画祭で最高賞である東京サクラグランプリのほか最優秀男優賞、監督賞、観客賞を受賞したのは邦画の『雪に願うこと』。本映画祭の審査員長には『HERO』のチャン・イーモウ監督。ほかには映画プロデューサーのバリー・M・オズボーン氏をはじめ外国人が名を連ねる。日本人は作家の鈴木光司氏と桃井かおりの2人。

 邦画が東京国際映画祭では異例の4冠を取ったことに対し桃井は「みなさん、邦画が4つも賞を取ったのは、わたしが暴れたからだと思っていないでしょうね。むしろわたしはすごく静かにしていましたよ」と冗談まじりにコメント。

 ドイツの映画評論家ロナルド・ハロウェイ氏は「この結果は何の政治的な意味もありません。わたしたち審査員が心を動かされた作品だから選ばれたのです」と桃井をフォロー。また「ここ2、3年で特に日本の映画は変わって来ています」と語り審査員全員が、日本だけでなくアジア映画が全体のクオリティが高くなっていると語った。

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