ジョージ・クルーニー、脊髄損傷の過程を告白
モロッコで『シリアナ』(原題)の撮影中、脊髄を痛めて椎間板ヘルニアの手術を受けたジョージ・クルーニーが、事故が起こった状況を説明した。クルーニーは、目の前にある机を蹴ってまたぎ飛ぶシーンで、タイミングがずれて頭を打ってしまった。その際、口から髄液が漏れ始め、パニックに陥って病院に運ばれたそう。撮影後1年経ち、2度の手術を経ても、頭痛や短期間の記憶障害は治っていない。クルーニーは「このシーンは20回から30回ほどテイクされ、その時に頭に机が当たったんだ。僕自身の失敗だよ。もう34歳じゃなく、44歳なんだし、体重を増やしていたから、通常とは違うとわかっていたはず。健康を失いかけると、それが何よりも重要だと思うようになる」と語っている。