『シリアナ』に出演のエジプト人俳優、中東地域の描かれ方に満足
ジョージ・クルーニーが主演を務めた政治スリラー『シリアナ』について、この作品の中で自爆テロ犯を演じたエジプト人俳優、アミール・ウェイクドが、中東地域について正確に描いている、と語っている。ウェイクドは、最初にテロリスト役のオファーが来たときは断ったそうだが、シナリオを読んだ後にスティーブン・ギャガン監督と面会し、役を受けることを決めたそう。出来上がったものに対しては、「まじめで信頼できる」と感じているようだ。ウェイクドは「僕にとって問題だったのは、アラブ人がどのように描かれているかということ。映画の中で、僕たち(アラブ人)はただのテロリストになっていないか、ということだった。」と語る。映画界において、「中東がより聡明に描かれることを望む」とコメントした。