ロバート・レッドフォード、サンダンス映画祭の趣旨を改めて語る
1月19日からユタ州で開催されているサンダンス映画祭で、主催者のロバート・レッドフォードが、映画祭本来の目的を語った。サンダンス映画祭は、独立系作品を上映し新しい才能を発掘することを趣旨としており、数々の映画人がこの映画祭からメジャーへと成長したが、その成功により、現在では大手のスタジオが注目するようになっている。レッドフォードは、「映画祭があるレベルの知名度に達すると、我々とは意識の違う人々がやってくるようになる。それはコントロールできない」とコメント。「サンダンスは物語を語る場所だ。語り手は我々の心を広げ、刺激し、我々を結び付けてくれる。独立心を持ったアーティストと仕事ができるのは幸運だし、彼らのオリジナルの物語を共有できるのはとても素晴らしいこと。この映画祭は今もなお、新しい才能の発掘の場所なんだ」と語った。