マツケン、50cmに縮んだ苦労
マツケンこと松平健の体が50cmに縮んでしまう! そんな奇想天外な映画『MAMAN ママーン』が21日から公開される。
松平健は若い恋人を持つDJの役で、映画の冒頭ではスクラッチも披露。しかし、いきなり体が50cmになり、デートどころか外出もままならない。洗濯機でグルングルンと回されてしまったりとあまりにもシュールな展開。
本作の撮影はちょうど太河ドラマで弁慶を演じている時期と同じだったらしく「時代劇口調にならないよう気をつけました」と撮影時を振り返る松平健。長いキャリアのなかでたくさんの役を同時にこなすことも多いが「メイクをすると、ぱっと気持ちが変わるんだよね。でも今回の役はメイクもなかったので切り替えが難しかった」と意外にも役づくりに苦労したことを告白した。
そして「初心を忘れないためには常に新しいことに挑戦し続ける」と言い切る。芸能界の大御所と呼ばれる人たちに見られる、上から下を見るような態度はまったく見られず、逆に「若い人からいいところを吸収したい」との発言も飛び出すほど柔軟な感覚の持ち主だった。若者の間ではやりの迷彩服のジャケットとジーンズに身を包んだ松平健は、見かけだけでなく心の中まで若々しい人なのだ。
そんな、松平健がタイトルと同じ「ママ~ン」とつぶやくシーンが出てくる。どのような感情を込めたのだろうか。
「やっぱり……甘えた感じで(笑)。お母さんに甘えるような……」
『MAMAN ママーン』は、1月21日からテアトル池袋、 1月28日からワーナー・マイカル・シネマズ新百合ヶ丘にて公開。
『MAMAN ママーン』オフィシャルサイト
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