『ブロークバック・マウンテン』、日本の年齢制限に監督バンザイ
今年のアカデミー賞最有力候補と言われる話題作『ブロークバック・マウンテン』の来日記者会見が開かれ、先日同作で第63回ゴールデン・グローブ賞最優秀監督賞を受賞したアン・リー監督が登壇した。
本作は男同士の友情を超えた愛情が描かれており、劇中にきわどい性描写登場することから、全米ではR指定(17歳以下は観賞不可)扱いとなった。そのことに監督は納得いかない様子だったが、日本ではPG-12(12歳未満の観賞は成人保護者の同伴が必要)だと知ると「ワンダフォー!」とうなずきながら喜んでいた。
問題のラブシーンについては「あのシーンはリハーサルなしの本番勝負で撮ったんだ」とリアルさを追求してエピソードを披露。そして最後に「この映画をゲイ映画としてだけ見て欲しくない。純粋な愛の物語なんだ」と強調した。
『ブロークバック・マウンテン』は3月4日よりシネマライズにて独占先行公開。3月18日より全国拡大公開。
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