フィリップ・シーモア・ホフマン、薬物乱用の過去を告白
第78回アカデミー賞
アカデミー賞主演男優賞にノミネートされているフィリップ・シーモア・ホフマンが、テレビのインタビューで薬物乱用の過去を語った。ホフマンは、90年代にニューヨーク大学ドラマスクールを卒業した頃から、薬物とアルコールに溺れていったという。「酒でもクスリでも、手に入ればなんでもよかった」というホフマンは、このままではいけないと気付き、22歳でリハビリ施設に入院し、完全に立ち直ったと語る。「有名になる前に立ち直れてよかった。今は何でもマスコミに報道されてしまう。そうなると立ち直る機会を失いかねない」とコメント。自分の演技に先入観を持ってもらいたくなかったため、プライベートはなるべく隠そうと思い、これまで過去を語ったことはなかったホフマンだが、アカデミー賞ノミネート、米脚本協会賞受賞、ゴールデン・グローブ賞受賞と順風満帆の中、きちんとけじめをつけようとしているようだ。