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カート・コバーンを演じる注目の美形俳優マイケル・ピットを直撃

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女装が似合うマイケル・ピット
女装が似合うマイケル・ピット - Jeff Vespa/WireImage.com / MediaVast Japan

 94年に自殺した天才ミュージシャン、カート・コバーンの“最期の2日間”を題材に、あるアーティストの魂の嘆きを描いた『ラストデイズ』。その主演俳優マイケル・ピットが来日し、インタビューに応えた。

 鬼才ガス・ヴァン・サントが監督を務めた本作で、マイケルが演じたのはカートを思わせる主人公の青年ブレイク。演じる前は「責任重大だと思ったし、カートの熱心なファンの目も恐かった」と正直な気持ちを打ち明け、「ガスや(本作の音楽コンサルタントを務めた)サーストン・ムーアと何度も話し合うことで、不安を乗り越えることができた」と役作りの苦労話を披露した。

 キャリア初期に人気ドラマ「ドーソンズ・クリーク」に出演し、一躍注目を集める存在となったマイケルだが、「ブレイクが抱えるスターゆえの戸惑いや不安は、あなた自身にも身近なものでは?」の問いには「彼は僕の何倍も有名な設定だから」と謙遜。しかしながら、「急に人気者になったり、成功したりすることは人生を複雑にすると思う。僕自身はお金や名誉のために仕事を選ぶのではなく、アートのために演じることを意識していきたい。それに、ドラッグのやりすぎにも注意しないとね(笑)」とジョークを交えながらも真摯に語る姿には、俳優マイケル・ピットの強いこだわりと意識が感じられた。

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 そんなマイケルのお気に入りのシーンは、錯乱状態にあるブレイクが黒いスリップドレスを気だるげに纏う箇所。ドレス姿が悩ましく、女の子以上に可愛らしい同場面に関しては「すごく楽しかった。ドレスを着る機会をくれたガスに感謝したい(笑)」だそうだ。

 「日本のミステリアスなところと、日本語の音の響きが大好き。言葉の意味は全くわからないけれど、すごくクール!」というマイケルだが、気になる新作は日伊加合作映画『SILK/シルク』。すでに撮影に入っているこの作品で、彼は美しい絹糸を求めて日本を旅する主人公を演じ、キーラ・ナイトレイや役所広司、中谷美紀らと共演! 日本が舞台となっている作品だけに、こちらにも期待が高まる。

『ラストデイズ』は3月18日よりシネマライズにて公開。
『ラストデイズ』オフィシャルサイトelephant-picture.jp

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