オスカー女優モーリン・ステイプルトン、死去
『レッズ』でアカデミー助演女優賞を受賞したモーリン・ステイプルトンが慢性肺疾患のため亡くなった。80歳だった。ステイプルトンは、『孤独の旅路』、『大空港』、『インテリア』でも助演女優賞にノミネートされ、「アモング・ザ・パス・トゥ・エデン」ではエミー賞を受賞している。そのほかにも『コクーン』、『恋におぼれて』などに出演。舞台では、テネシー・ウィリアムズの「ザ・ローズ・タトゥ」でトニー賞を受賞。その後、ウィリアムズはステイプルトンのために舞台を3本書き下ろしているが、彼女はそれらに出演することはなかった。1971年にはニール・サイモンの「ザ・ジンジャーブレッド・レディ」で2つめのトニー賞を獲得している。