ランディ・クエイド、『ブロークバック・マウンテン』の出演料をめぐって訴訟
ランディ・クエイドが、『ブロークバック・マウンテン』のプロデューサーにだまされ、低いギャラで同映画に出演させられたと訴訟を起こした。訴状によると、クエイドは出演交渉の際、この映画は低予算映画で、興行収入も見込めないアートフィルムとの説明を受けたという。そのため、通常の出演料よりもはるかに安い金額と興行収入のパーセンテージをもらう契約を交わした。しかし、製作された映画は、低予算とはかけ離れ、世界で封切られるというビッグな映画となり、クエイドは自分の出演料を下げるために意図的にだまされたと主張。最低1000万ドルの賠償金を求めている。一般に低予算映画と言われている映画の製作費は、50万ドルから700万ドルだが、『ブロークバック・マウンテン』の製作費は約1500万ドルだった。