「くるりくるり」のナナムジカにハリウッドの大物が驚愕
女優のレイチェル・ワイズが本年度、アカデミー賞で助演女優賞を受賞した、映画『ナイロビの蜂』のイメージソングに、フジテレビ系木曜10時のドラマ「小早川伸木の恋」の主題歌を歌っていたナナムジカが起用されることに決まった。
日本のみで使用されるイメージソングとはいえ、作中で楽曲を使用するには、やはり製作者に許可をとることは必須。あまりにもそのイメージが、かけ離れていれば、NGをくらうこともある。
しかし、ナナムジカに関しては日本の配給元であるGAGAも自信満々でフェルナンド・メイレレス監督と、本作のプロデューサー、サイモン・チャニング=ウィリアムズ(アカデミー賞5部門にノミネートされた『秘密と嘘』の大物プロデューサー)に楽曲を聞かせたところ、「日本にいるアーティストに、これほどまでに壮大な楽曲を作り、演奏できる人たちがいるとは知らなかった。ここまで見事に映画の世界を表現するとは驚きだ」と手放しで大絶賛。もちろんイメージソングとして作品の一部にすることも即、許可した。
楽曲名は「ひまわり」。切ない恋愛から立ち直っていこうとする心をうたいあげるバラードだ。
妻を亡くした夫が、アフリカの地で妻の死の謎を追いながら、妻の残した愛のメッセージを見つけ、その喪失感を埋めていこうとする『ナイロビの蜂』は、その世界観が見事にナナムジカのイメージソングとマッチしている。
『ナイロビの蜂』は5月公開
『ナイロビの蜂』公式サイト:nairobi.jp