松竹が史上最高の30億円を投入した作品が始動
モンゴルの英雄として名高いチンギス・ハーンの生涯を描いた歴史超大作『蒼き狼-地果て海尽きるまで-』のキャスト発表会見が行われた。チンギス・カーン役に抜擢された反町隆史を始め、正妻役の菊川怜、若村麻由美、Ara、袴田吉彦、松山ケンイチ、津川雅彦、松方弘樹、平山祐介らキャスト陣のほか、プロデューサーの角川春樹を含む総勢11名が登壇した。
日本とモンゴルの合作映画である本作は、すべてモンゴルでの撮影を敢行。モンゴル政府からの全面協力の下、よりリアルで本格的な作品作りに力が入っている。製作費に30億円を投じる予定であることからも、本作にかける並々ならぬ意気込みが感じられる。創業から100年以上の歴史を誇る配給会社の松竹は、「製作費30億は過去最高!」と言い切った。
主演の反町は「こんな大役をいただけて光栄です。人間味あふれるチンギス・ハーンをを演じたいと思っています」とすでに英雄の風格を感じさせるような精悍(せいかん)な顔つきで語った。
撮影は6月から3か月かけて行われる予定。プロデューサーの角川春樹によると、モンゴル出身の横綱朝青龍のゲスト出演も予定しているそうだ。
『蒼き狼-地果て海尽きるまで-』は2007年春より全国公開予定。