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『ダ・ヴィンチ・コード』に抗議したシスターが会場前で座り込み

第59回カンヌ国際映画祭

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公開後も、さまざまな議論が待っていそうです。
公開後も、さまざまな議論が待っていそうです。 - (C)Richard Lewis / WireImage.com / MediaVast Japan

 にぎやかなカンヌ映画祭が行われている中、たった一人で会場の前に座り込み、祈りを捧げるシスターの姿があった。シスターの名前は、メリー・マイケル。映画祭のオープニングでプレミア上映が行われた『ダ・ヴィンチ・コード』の内容に抗議しての座り込みだ。

本作は、イエス・キリストが人間と同じように恋をして、結婚し、子孫がいる……という内容。一部のキリスト教信者には、この内容が「イエスを侮辱している」と怒りを表している人も多く、キリスト教を重んじる国では上映禁止になっている。

イギリスから来たというシスター・メリーも「この映画は神を冒涜しています」と訴え、タンクトップ姿も多いカンヌの熱い日差しの下、会場に向かって静かに祈りつづけた。内容に関する意見は、人それぞれだが、生涯をかけて信じている神への彼女の思いは道行く人々にも伝わっているのか、彼女に優しく声をかける人びとの姿が多く見られた。

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