イラク戦争下の日常を綴るブログが映画に
イラク出身の青年、サラーム・パックスによるブログが映画化されることになった。このブログは、米英軍によるイラク攻撃前後の生活を綴ったもので、「バグダッドからの日記」というタイトルで書籍化もされている。ブログには、サダム・フセイン独裁下の日常について、秘密警察との衝突やレコードの密売について語ったり、アメリカ軍の戦略について、さらにバグダッド市内のスムージーのおいしい店など、日常的な内容が綴られている。監督は『処刑ドット・コム』のマーク・エヴァンスが担い、撮影は秋に開始予定。エヴァンス監督は「戦時の物語は決まって戦いについてだが、サラームの視点は全く違っている。すぐそこで戦争が行われているという感覚を表しているし、刺激的な題材で、素晴らしい機会だ」と語っている。