リン・ラムジー、オレンジ賞受賞小説を映画化
『モーヴァン』のリン・ラムジー監督が、オレンジ賞を受賞したライオネル・シュライヴァーの小説「ウィー・ニード・トゥー・トーク・アバウト・ケヴィン」の脚本と監督に乗り出した。この小説は、高校で起きた無差別殺人を題材に、事件を起こした少年の母親像を描いたもの。著者のシュライヴァーは脚本には参加せず、「私は本に浸かりきっていたから、誰か、新鮮さを与えてくれる別の人が必要だったの」とコメント。「ケヴィンが同級生を殺害した、というのは誰もが知っている事実だから、映画では、なぜそれが起こったか、という点を描いてほしい。すべての始まりである彼の母親の姿を見せてほしいわ」と語っている。