イタリアで、携帯電話で撮影された長編映画が登場
2人のイタリア人監督が、携帯電話を使って93分の長編ドキュメンタリーを撮影した。マルチェロ・メンカリーニとバルバラ・セゲッツィが作り上げた『ニュー・ラブ・ミーティング』(英題)は、イタリアの名匠、ピエル・パオロ・パゾリーニ監督のドキュメンタリー、『愛の集会』の現代版で、イタリア人の性への関心をインタビューしたもの。メンカリーニ監督とセゲッツィ監督は、携帯電話での撮影は近距離でなければならず、弱い音声しか拾えず、さらに映像が揺れがちであるという限界があるが、逆に、インタビューをした人々をよりオープンにさせる利点があった、とコメント。現在、プロデューサーが配給方法を検討しているそう。