スパイク・リー監督、カトリーナ被害についてのドキュメンタリーを制作
スパイク・リー監督が、多大な被害をもたらしたハリケーン「カトリーナ」についてのドキュメンタリー作品を制作し、8月にテレビ放映される。ニューオーリンズをハリケーンが襲った当時、ヴェネチア国際映画祭に出席するためイタリアに居たリー監督は、「非常に悲しいことだった。アメリカ史に残る出来事だと思ったし、そのために何かをしたいと思った」とコメント。町の復興や、被害にあった人々の生の心情を映し出した4時間のドキュメンタリー「フェン・ザ・レヴィーズ・ブローク:ア・レクイエム・イン・フォー・アクツ』(原題)として、8月21日と22日にHBOで放映されることになった。リー監督は、「火山の噴火やハリケーン、竜巻や洪水など、災害はニューオーリンズだけに起こるんじゃない。どこにいても同じことが起こりうると意識することが重要だ」と語っている。